てる日くもる日＋　

ニコンの快進撃が続きます。
キヤノン「EOS7D」の競合、「D7000」の継続機「D7100」が発表されています。
キヤノンのAPS機は高感度に弱いことも有り、魅力たっぷりの「D7100」なのです。



気になる所をかいつまんで・・・

【ローパスレス】
【アドバンストマルチCAM 3500DXセンサー】
【視野率１００％】
【2410万画素】
【51点AFと1.3倍クロップ】
【連写速度が最大約7コマ／秒】

一番の目玉はローパスレスでしょうか？
実質的にローパスフィルターを無効した超高画素機「D800E」、この画像に驚愕した私たち。
これで自信を付けたのでしょうか、ニコンさん。
「D7100」では、フジやペンタックスを超える解像感を楽しめるかもしれません。

個人的に一番気になる所は、AFセンサーの刷新というか
フラッグシップ機「D4」と同等のAFセンサー「アドバンストマルチCAM 3500DXセンサー」を積んでいる所。

これって、特にAFの初動が「D800/E」よりも上ってことであって！
しかも、中央部に限るけれどF8でのAFが保証される。
これって、ニコンの下剋上や！！
「D4」と「D7100」は、「D3」と「D300」のような関係になったということ。
でも、「D300」の後継機種ではないこと。（だよね？）
ややこしいのである。

不規則な動きの被写体を追っかける時、「D800E」では追いかけきれないことが多々あった。
「5D Mark3」よりも格段に歩留まりというか、ピントを外した駒が多かった。
特にAF追尾の初動が遅く、初めにピントを拾えない被写体は最後までＮＧ。
「D4」相当のAFが欲しいと思っている自分には羨ましいやら、妬ましいやら(笑)
「5D Mark3」のAFは色識別しないので、ニコンの「3DAF」や「ダイナミックAF？」相当の事が出来ない？
互いの芝は青く見えるのでアリマス。

視野率100%は言うまでも有りませんが、2400万画素で対DX「1.3倍クロップ」が可能になった。
クロップしても1500万画素と言うから、実用レベルに来ているんじゃないかな？

クロップ内に51点AFセンサーポイントが、隅まで散りばめられている。
かなり自由度が高く、強力な動体AFだと想像してしまうんだ。
ほぼ「マイクロ4/3」と同じ面積なので、フルフレーム換算で約2倍の望遠効果かな？
バッファーが少ないかもしれませんが、飛びものを撮る方は喜びのあまりひっくり返るんじゃないかな？

そうそう、撮影素子が「ソニー」製じゃなくて、「東芝」ということも何となくうれしい。
ソニー一辺倒だった撮影素子の選択肢が増えること、また日本メーカーって所に喜びを感じます。
これはソニーと同等以上、キヤノンのフルサイズセンサーよりもダイナミックレンジが広い。
トップレベルのセンサーなんだ。

この所の撮影素子の進化には目を見張るものが有ります。
というか、キヤノン頑張れって応援したい感じ・・・

ちなみにこのセンサーでフルフレームを作ると・・・約5000万画素！
次期「D800」でこんなセンサー積んだら・・・
倒れます。

「D7000」の後継じゃないってニコンさんは行っていますが、「D300」の後継でもないよね！？
キヤノンが言っていた、「5D/MARK3」は「MARK2」の後継？じゃないってのと同じね。
どっちも暫く併売して、在庫がはけた所で切換え！って感じと思う。


ということで、キヤノンも黙ってはいないでしょう。（ね！）
「EOS60D」と「7D」のモデルチェンジ、
APSを含んだラインナップの再構築に期待が膨らむこの頃です。