さいのめ? 35mmF1.4

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カメラのレンズは、自分を写すもう一つの目。

フルサイズセンサーの一眼を使っていますが、そのレンズ。

焦点距離35mmの世界が好き。。


普段からぼんやりしているから、その広さの世界が心地いい。

もっとボーっとしているときは24mmレンズの世界に居る。


窮屈でもなく、何かに集中するわけでもない

その広さが気持ちいい。


実は、50mmとか85mmのレンズは大の苦手。

自分の視点が、何を見ているかを全て見透かされてしまう

そんな気がして仕方ない(笑)

さいのめ? 35mmF1.4

1本だけレンズを持ち歩くときは、35mm。


キヤノンには「EF35mm F1.4L USM

10年以上も前のレンズだけれど、目には見えない空気の澱みを写してくれる。

空気に重さがあるような

空気に色があるような

そして、空気に湿度があるような

奥の深い描写をしてくれる。


ニコンには、シグマの「Art 35mm F1.4 DG HSM

シグマ渾身の1本だけあって、開放からピントのキレが良い。

キヤノンとは正反対の性格で、あらゆる収差を抑えた。

「透明」という言葉が似合う描写。

研ぎ澄ましていくことで、あらゆる濁りがなくなり

無になり

物の本質が見えてくるような。

上手く表現できませんね(汗)


このシグマ、使いだしなのでまだまだ癖が分かりません。

結構な前ピン(ピントが手前にあってしまう)を、AF微調整を繰り返しています。

さいのめ? 35mmF1.4

最近のシグマは、コーティングも良いようです。

強い光源を入れても破城しません。

コントラストも保たれているし、ゴーストも抑えられています。
(保護フィルター由来のゴーストは見えますが・・・)

これ、ヤバイです!

さいのめ? 35mmF1.4

開放絞りの周辺光量。

周囲に行くに従って緩やかに暗くなっています。

が、

自分は好みです。


程よい周辺光量落ちは、雰囲気を醸し出してくれるのと同時に、

中央に視線を誘導してくれる。


散歩には、フルサイズセンサーに35mmレンズ。

接写リングをポケットに忍ばせておけば、等倍近いマクロも可能。

私の強い味方です。


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